こんにちは、石飛です。
2025年も、気づけば終盤に差し掛かってきました。
今年も1年を振り返りたいと思います。
プレイヤーから、経営側へ
2025年を象徴する変化を一つ挙げるなら、「自分はもう、プレイヤーだけではいられない」という現実を受け入れたことです。
昨年から経営・営業・広報などフロント側に役割を変えていこうとSES案件を抜けて色々やってきましたが、2025年2月からいま参画中のSES案件で保守SEとして支援業務をしています。
理由は後述しますが人を入れたため、ある程度安定するまでは戻ろうという判断です。
弊社くらいの規模だと1名分の売り上げでも投資に掛かるコストの足しに充分なります。
一方、前から体感してたジレンマがより顕在化しました。
自分がプレイヤーとして時間を割くことによる事業拡張にかける労力と時間の物理的な限界
起業から7年目に入り、前年から顕著に感じていた部分が一層現実的に捉えて感じるようになりました。
結果として、「動く人」から「判断する人」へ、少しずつ役割を寄せていった一年だったと思います。
人を入れる、という決断
会社として第二新卒の未経験プログラマーを採用しました。
他業種で3年間の社会人経験を積んだ方に、4月の新年度に合わせて入社してもらいました。
即戦力ではなく育てることを前提にした採用です。
・人材開発支援助成金を活用
・外部の新人研修を約2か月受講
・その後1か月、自社でアプリ開発に取り組み
・現在は、他社案件に弊社の上司のもとで参画
というステップで育成を進めています。
「未経験者を現場につなぐまでの一連の育成ステップを、社内で型化した」という意味では、やる価値のある投資だったと感じています。
また、営業職の採用にも踏み切りました。
IT未経験の人材を迎え、試行錯誤しながらSES営業に取り組んでもらっています。
結果はまだ途中ですが、人を前提にした経営に踏み出した年であったことは間違いありません。
信頼の土台づくり(ISMS)
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得しました。
短期的な売上につながる取り組みではありませんが、会社としての基準や姿勢を明確にするうえで、避けて通れない基盤整備だったと考えています。
(まとめ)2026年に向けて
来年は8期目を迎える年になります。
まだまだ本当に小さい会社ですが、やっと色々な基礎的な基盤が整った気がしています。
これからを第2創業と捉えて、社会にどういう価値を届けることができるのか考えて実行していきたいです。
それでは、皆様良いお年を!
